転職理由が「~が嫌だから」という20代はポジティブに変えればOK!

転職理由が「~が嫌だから」という20代のあなたは、面接で正直に転職理由を答えて良いのか迷っているのではないですか?

「転職理由で本音を伝えるべきか、それともポジティブなものに変えたほうが良いのか?」

「ポジティブなものに変えるなら、どうやってポジティブなものに変えれば良いのか?」

「~が嫌だから」という転職理由の場合、このような悩みを抱えるのは当然のことです。

「~が嫌だから」という転職理由の20代のあなたは、本音の転職理由ではなくポジティブな転職理由を作って、面接で答えるようにしましょう。

そうすれば、面接官に「この人を採用したい!」と思ってもらえるようになるのです。

転職理由が「~が嫌だから」という20代はポジティブな転職理由を作るべき

転職理由が「~が嫌だから」という20代はポジティブな転職理由を作るべき

転職理由が「~が嫌だから」という20代のあなたは、そのまま本音の転職理由を面接で答えてはいけません。

希望の企業に採用されるためには、ポジティブな転職理由を作らなければいけないのです。

  1. 「~が嫌だから」という転職理由を企業は嫌う
  2. ポジティブな転職理由を作ればアピールできる

「~が嫌だから」という転職理由を企業は嫌う

「~が嫌だから」という本音の転職理由は、面接で答えてはいけません。

なぜなら、ネガティブな転職理由(退職理由)を転職する時の面接で答えてしまうと、面接官に良い印象を持ってもらえないからです。

  • 人間関係が嫌だから
  • 労働条件が嫌だから
  • 給料が安くて嫌だから

このような本音のネガティブな転職理由を面接で答えると、面接官は次のように考えます。

  • 「うちの会社でも同じような不満を持つかもしれないな」
  • 「また同じような理由ですぐに退職するかもしれない」

面接官にこのように思われたら、当然ながら採用は遠のきます。

企業側としては、前の会社で起こった問題は自社でも同じように起こるかもしれないと心配します。

そして、正社員を採用するなら長く勤めてもらわないと困るので、すぐに辞める可能性が高そうな人は、採用を避けるのです。

だから、面接では「~が嫌だから」という本音の転職理由を面接で答えてはいけないのです。

ポジティブな転職理由を作ればアピールできる

希望の企業に採用されるためには、「~が嫌だから」という本音の転職理由ではなく、ポジティブな転職理由を作る必要があります。

なぜなら、転職理由は企業にアピールするチャンスだからです。

ポジティブな転職理由を伝えれば、あなたのポテンシャルや仕事への熱意、キャリアプランなどを面接官にアピールできるため、「この人を採用したい」と思ってもらうことができます。

だから、面接では「~が嫌だから」という本音の転職理由ではなく、ポジティブな転職理由を答える必要があるんですね。

転職理由を「~が嫌だから」からポジティブな「~がしたいから」に変えるコツ

転職理由を「~が嫌だから」からポジティブな「~がしたいから」に変えるコツ

転職理由は「~が嫌だから」というネガティブなものではなく、ポジティブな「~がしたいから」というものに変える必要があります。

でも、どうやったらポジティブな転職理由に変えることができるのかわからないという人も多いと思います。

そんなあなたのために、代表的な本音の転職理由とその転職理由をポジティブなものに変えるコツと転職理由を面接で答える回答例・例文をご紹介します。

  1. みんなの転職理由TOP10はこれ
  2. まずはネガティブな気持ちをポジティブな気持ちに変えてみる
  3. 本音の退職理由を具体的にポジティブなものに変換する

みんなの転職理由TOP10はこれ

まずは、みんながどんな理由で転職しているのか?みんなの転職理由を見ていきましょう。

厚生労働省の「-平成28年雇用動向調査結果の概況―」での転職理由のTOP10はこちらになります。

第1位 給料が少ない

第2位 労働条件が悪い(勤務時間が長い、休日が少ない)

第3位 職場の人間関係が悪い

第4位 会社の将来性に不安を感じた

第5位 契約期間が満了になった

第6位 仕事の内容に興味を持てなかった

第7位 自分の能力や資格を活かせなかった

第8位 会社の都合で退職させられた

第9位 結婚

第10位 出産・育児

この転職理由の中で、「~が嫌だから」という理由は次の6つだと思います。

  • 給料が少なくて嫌だから
  • 労働条件が悪くて嫌だから
  • 職場の人間関係が悪くて嫌だから
  • 会社の将来性がなくて嫌だから
  • 仕事内容に興味が持てなくて嫌だから
  • 自分の能力や資格を活かせなくて嫌だから

この「嫌だから」という本音の転職理由をどうやったらポジティブな転職理由(退職理由)に変換できるのかを説明していきます。

まずはネガティブな気持ちをポジティブな気持ちに変えてみる

まずは、あなたの今のネガティブな気持ちをポジティブな気持ちに変えましょう。

退職を考えている、または退職をした状態のあなたの今の精神状態は、「○○が嫌だったなぁ」というネガティブなものだと思います。

ネガティブな気持ちのままではポジティブな転職理由を考えにくくなります。

あなたは「~が嫌だから」という理由で今(前)の職場を退職し、転職をしようと思っているんですよね。

これは、ある意味チャンスなんです。

あなたがスキルアップ・キャリアアップし、より良い職場でやりがいのある仕事をするチャンスをつかんだのと同じことです。

転職しなければ、今(前)の職場でずっとくすぶっていたかもしれない。

でも、きっかけは「~が嫌だから」という転職理由だとしても、今あなたはステップアップするためのチャンスをつかんだのです。

これって、ラッキーだと思いませんか?

だから、

  • 給料が少なくて嫌だから→給料が安かったことにむしろ感謝
  • 労働条件が悪くて嫌だから→労働条件が悪かったことにむしろ感謝
  • 職場の人間関係が悪くて嫌だから→人間関係が悪かったことにむしろ感謝
  • 会社の将来性がなくて嫌だから→将来性がない今(前)の会社にむしろ感謝
  • 仕事内容に興味が持てなくて嫌だから→興味のない仕事しかなかったことにむしろ感謝
  • 自分の能力や資格を活かせなくて嫌だから→能力や資格を活かせないことにむしろ感謝

このように考えれば良いんです。

「~が嫌だから」と思わせてくれて、ステップアップするためのチャンスをくれた職場にむしろ感謝!と考えれば、あなたの今のネガティブな気持ちはポジティブな気持ちに変えることができます。

ポジティブな精神状態に変わったら、いよいよ具体的にポジティブな転職理由の変換方法を考えていきましょう。

本音の退職理由を具体的にポジティブなものに変換する

「~が嫌だから」という本音の転職理由は、そこに潜む潜在的な欲求をを考えれば、ポジティブな転職理由に変換しやすくなります。

先ほどの6つの本音の転職理由を、ポジティブな転職理由に変換した例文・回答例をご紹介しますね。

  1. 給料が少なくて嫌だから
  2. 労働条件が悪くて嫌だから
  3. 職場の人間関係が悪くて嫌だから
  4. 会社の将来性がなくて嫌だから
  5. 仕事内容に興味が持てなくて嫌だから
  6. 自分の能力や資格を活かせなくて嫌だから

給料が少なくて嫌だから

☓給料が少なくて嫌だから

→〇実績や能力、努力に見合った給料が欲しいから

これは、今(前)の職場の給料が少なかったことで、「自分は実績や能力、努力に見合った給料が欲しいんだ」と気づくことができたから、前の職場に感謝すべきですよね。

「今(前)の職場は、年功序列制度でしたので、仕事で結果を出してもそれを評価してもらえませんでした。自分の能力に応じて評価してもらえる実力主義・成果主義のところで働きたいと思い、退職を決意しました」

労働条件が悪くて嫌だから

☓労働条件が悪くて嫌だから

→〇メリハリを持って効率よく働きたいから

前の職場が労働条件が悪くて嫌だったから、あなたは「自分はメリハリを持って効率よく働きたいんだ」と気づくことができたのですから、今(前)の職場に感謝すべきです。

「今(前)の職場では営業職として働いていました。営業の仕事自体にはやりがいを感じていたのですが、「長時間働いた人が偉い」、「残業するのが当たり前」という風潮が強いことに疑問を持っていました。

もっと効率よくメリハリを持って仕事をしたほうが仕事の成果を上げることができると思い、営業職としてスキルアップするためにも退職を決意しました。」

職場の人間関係が悪くて嫌だから

☓職場の人間関係が悪くて嫌だから

→〇チームワークを重視して働きたいから

今(前)の職場の人間関係が悪かったことで、「自分はチームワークを重視して働きたいんだ」と気づかせてくれたことは今(前)の職場に感謝ですね。

「今(前)の職場は個人至上主義で、部署内でのミーティングなどはほとんどありませんでした。

営業職は個人行動が多くなるのは承知していますが、それでも部署内でチームワークを重視して、意見交換などを活発にしたほうがより営業成績が上がり、仕事の成果が出ると思いましたので、退職することを決めました。」

会社の将来性がなくて嫌だから

☓会社の将来性がなくて嫌だから

=今(前)の会社では自分のキャリアプラン通りに進めていくことができず、目標を達成できないから。

→〇自分の目標を達成したいから

会社の将来性がなかったことに不安を感じたからこそ、あなたは「自分は何としても自分の目標を達成したいんだ」と気づくことができたのですから、今(前)の職場に感謝すべきです。

「今(前)の職場では、このままでは私の目標を達成できないかもしれないと思い始めました。

今までの経験を活かしながら、自分が本当にやりたい仕事をし、目標を達成したいと思い、退職を決意しました。」

仕事内容に興味が持てなくて嫌だから

☓仕事内容に興味が持てなくて嫌だから

→〇やりたい仕事をして、キャリアを築き、自分の目標を達成したいから

今(前)の職場で興味のない仕事をしていたことで、「自分はやりたい仕事でないとキャリアも築けないし、目標を達成できない」と気づくことができたのは、今(前)の職場のおかげです。

「今(前)の職場では、営業職を希望しておりましたが、総務部に配属になりました。総務の仕事にも全力で取り組みましたが、営業で顧客のニーズをくみ取りながら良い商品を売り、みんなに幸せを感じてもらえる仕事をしたいという夢を諦めることができず、退職を決意いたしました。」

自分の能力や資格を活かせなくて嫌だから

☓自分の能力や資格を活かせなくて嫌だから

→〇自分の能力や資格を活かして、スキルアップしていきたいから

今(前)の職場で自分の能力や資格を活かせなかったから、あなたは今回「自分の能力や資格を活かしてスキルアップしていきたいんだ!」と気づくことができました。

これも今(前)の職場のおかげであり、今(前)の職場に感謝ですよね。

「以前から、営業の仕事に興味を持っており、独学で営業士初級の資格を取得しました。それをきっかけに営業職への異動希望を出しましたが、人員の都合上叶えることは難しいと上司から言われ、退職を決意いたしました。」

転職理由が「~が嫌だから」という20代はキャリアプランを見つめ直すのもあり

転職理由が「~が嫌だから」という20代はキャリアプランを見つめ直すのもあり

転職理由が「~が嫌だから」という20代は、今回の退職をきっかけにしてキャリアプランを見つめ直すのもありだと思います。

キャリアプランを見つめ直せば、ポジティブな転職理由(退職理由)を簡単に作ることができるのです。

  1. 20代の今だからこそキャリアプランを見つめ直す必要がある
  2. キャリアプランを見つめ直したら簡単にポジティブな転職理由が作れる

20代の今だからこそキャリアプランを見つめ直す必要がある

仕事をする上で、高い目標を持つことは非常に大切です。目標を持って働くことで、やりがいを感じられるからです。

目標を達成するためには、そこに至るまでのキャリアプランを立てておかなくてはいけません。

そして、キャリアプランを見つめ直すのは、20代の今しかありません。

なぜなら、20代の時は職種・業種の方向転換ができ、転職しやすいからです。

30代になったら、方向転換はもちろん、転職も難しくなります。

だから、20代の今、退職をきっかけにキャリアプランを見つめ直す必要があるのです。

キャリアプランを見つめ直したら簡単にポジティブな転職理由が作れる

20代でキャリアプランを見つめ直したら、どんな仕事をしたいか、どんな目標を達成したいかが明確にわかってきますよね。

そうしたら、本音の転職理由である「~は嫌だから」ではなく、「~がしたいから」というポジティブな転職理由をすぐに作ることができます。

「退職理由で本音と建前を20代が使い分けることが採用への近道になる!」<リンク>でもっと詳しく説明していますので、参考にしてください。

転職理由が「~が嫌だから」という20代の人は転職エージェントを頼ろう!

転職理由が「~が嫌だから」という20代の人は転職エージェントを頼ろう!

転職理由が「~が嫌だから」という20代のあなたは、転職エージェントを頼って転職すると、転職がうまくいきます。

ネガティブな転職理由はポジティブな転職理由に変換すべきですが、うまく変換できなくて悩むこともあると思います。

そんな時、転職エージェントはポジティブな転職理由に変換する手助け・アドバイスをしてくれるんです。

また、この際キャリアプランを見つめ直したいという時も、客観的にアドバイスをしてくれます。

だから、転職エージェントを頼って転職すれば、きっとあなたの転職はうまくいくはずですよ!

執筆者情報

天職エージェント編集部
天職エージェント編集部
天職エージェントは、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。
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